スイス政府「民間防衛」に学ぶ - 敵はわれわれを眠らそうとする / われわれは眠ってはいない -
このサイトでは「民間防衛」からの引用部分は枠内部分に記述し、その前後に解説と私見を加えてます。 枠内は背景色で「黒:敵の策略」「白:敵の策略からの回避方法」と区別しています。
甘い言葉で敵はスイス国民を誘惑します。上は誘惑する演説。下はその裏に隠された事実です。
すでに新聞テレビや教育機関に敵の工作員が入り込んでいる状態になってしまうと、上の演説がさも事実のようにその国民に浸透し、下の事実を伝えることは出来なくなります。日本国内では日教組の教育を受け、朝日新聞を読み、ニュース23や報道ステーションを見ている日本国民では、中国共産党の演説を信じてしまう可能性が高いです。常に事実を見抜けるように心がけてください。
共産主義は一部の特権階級の人とそれ以外の奴隷となってしまうのです。
スイスの敵国が、スイスを攻撃する方法や策略 /
「民間防衛」より引用 P238
敵はわれわれを眠らそうとするある国家元首の演説から:
《…われわれが持っている望みは、たった一つ。全ての人と平和的に暮らし、人類の幸せのために協力することである。
それは、わが国民全てが胸に抱いているものである。
このために、われわれは日々経済力をつけているのだ。わが国民一人一人が、やがて、自分の家と、テレビ・セットと、自動車を持つようになるだろう。
われわれは、全ての国と、商業的かつ文化的関係をつくり上げたい。貧しい人々の生活水準を向上させるのを援助しよう。彼らに進歩への道を示してやろう。
われわれは、ある国々が、全ての軍事的競争をやめる必要があることを、未だに理解しないのを残念に思っている。これらの国々が、われわれの例にならって、世界平和の確保のために彼らが努力することを、切に望むものである。》
敵国の攻撃に対する、スイスの回避策 /
「民間防衛」より引用 P239
われわれは眠ってはいないわれわれは、この外国元首の演説を聞いた。彼は、われわれに対する善意を保障する旨を述べている。しかし、われわれは、また、彼の著書、すなわち「政治的告白」をも読んでいる。
われわれは、そのときから、彼のこのような宣言をどのように評価しなくてはならないかを知っている。
また、われわれは、全体主義大国の戦争準備のために衛星国に要求される役割を知っている。これら衛星国は、「保護者」のために、血を流さねばならず、「保護者」と称する大国は、衛星国を飢えさせ、衛星国の最も優れた肉体的・知的労働者を奪い取ってしまうのだ。
衛星国は、自分たちに関係の無い勝利を大国に得させるために奴隷のように働いた上、彼ら自身が持っているものを全て剥ぎ取られてしまうだろう。
この強制労働の上に、更に、あらゆる種類の屈辱が加わるだろう。彼らは召使のように取り扱われ、自由世界の破壊に参加しなくてはならないだろう。われわれが衛星国を解放しようとすれば、その試みは、すべて容赦なく押しつぶされてしまうだろう。そして、非難する場所を求めて世界中をさ迷っている無国籍者と、悲惨な運命を共にしつつ逃走を試みることしか、残された道はないだろう。 若者たちは、準軍隊的の組織に組み入れられて、専制者の野望のために容赦なく犠牲にされるだろう。
北朝鮮も昔は「地上の楽園」「みな平等に幸せ」「飢える者はいない」などと宣伝され、真実はひた隠しにされたことも忘れてはなりません。
■引用書籍
■リンク
「加治隆介の議」に学ぶ