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スイス政府「民間防衛」に学ぶ - おわりに -

このサイトでは「民間防衛」からの引用部分は枠内部分に記述し、その前後に解説と私見を加えてます。 枠内は背景色で「黒:敵の策略」「白:敵の策略からの回避方法」と区別しています。




 この章の最後はこのようにまとめられています。日本人もこのような危機意識を共有し、それが現実に起こっていることを理解しなければなりません。日本のマスコミや教育現場では、このような内容はひた隠しされ、決して表には出てきませんでした。しかし、現在インターネットでこのような情報を知り得たことに感謝し、少しでも多くこの本の内容を日本国民に広めてください。
敵国の攻撃に対する、スイスの回避策 /  「民間防衛」より引用 P272

 これまでに、われわれは、この上ない悲劇的な場面のことを考えてきた。それは、スイスが占領され、かつ、スイスがその国民自身によって裏切られる場合のことである。
 このような場合を避けなければならないが、そのためには、最悪の場合を想定しておく必要があるのだ。
 われわれは、その伝統を顧みないスイス、少しずつ分裂と衰亡に落ち込んでいくスイス、そして、ついには惨めな裏切りと占領に終わるスイスを想定し、それぞれの場面を描いてきた。
 しかし、このように外国勢力の言うがままになる政策をとったとしても、スイスが戦争から逃れることは不可能かもしれない。このような場合は、スイスは新たな外国勢力の活動舞台になる恐れがあり、国民は、何の保護も受けることなく外国勢力の攻撃にさらされることになるだろう。全てから見放されたスイスは、もはや外部の援助を期待することが できなくなるだろう。
 これに反して、もしスイスが一致団結していたら、事情は逆になるに違いない。すなわち、スイスには、このような、戦争の第二の形、つまり目に見えない戦争に対して抵抗し得る機会が、十分に残されているだろうし、スイス自らが自己の運命を決定できる機会も残されているだろう。たとえ、敵が長い期間わが領土を占領したとしても、国を愛する者は決して失望せずに、独立の回復のため日々、努力すべきである。
 そうすれば、いつかは、きっと新しいスイスは占領軍に対抗できるようになり、新しくやってきた外国軍隊は、散々な目にあって撤退するだろう。そして、スイスはその自由と独立を取り戻すことができる。
日本も、戦争の第二の形、つまり目に見えない戦争に対して抵抗し得る機会が、十分に残されているだろうし、日本国民自らが自己の運命を決定できる機会も残されていると思われます。手遅れにならないように行動をおこす時期と思われます。



■引用書籍

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■リンク
「加治隆介の議」に学ぶ
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