スイスの敵国が、スイスを攻撃する方法や策略 /
「民間防衛」より引用 P264
滅亡への道………
次のようなことが起こり得る。
衰えたスイスでは工場、弾薬庫、高圧線に対して至る所で破壊が行われる。前線は極度に緊張している……
汽車が脱線する
殺人が行われる
敵は至る所に出没する。
殺人犯も裁判にかけられない。スパイ行為がしきりに行われ、すべての国民が互いに疑惑を抱く。
警察はもはや市民を頼りにできない←※注:誤訳??
市民はテロリストの仕返しを恐れ彼らの側に立つ。
敵は堂々とその組織をスイスに送り込む
わが国に出没するテロリストたちは、このために特に任命された指揮官の下で行動している。彼らは社会のあらゆる層に浸透し、驚くべき大胆さで暗躍する。彼らの”平和のための戦い”は、全国に、混乱、恐怖、無秩序をまき散らす。
わが国の経済事情はますます悪化し国外からの政治的圧力が高まる。
このような危険な環境のもとで、われわれ国民の抵抗精神は衰えていく。
敵国の攻撃に対する、スイスの回避策 /
「民間防衛」より引用 P265
法と秩序が保たれれば
(政府が適切な手を打てば――)
総動員令が手際よく発動された。扇動工作員どもが軍隊内で逮捕され、直ちに軍事裁判にかけられた。連邦及び州の警察は、精力的かつ敏速に行動し、われわれを取り巻いていたスパイ網は、すでに解体された。スパイは軍刑法に基づいて裁判される。
社会進歩党の党首及びその主な協力者が逮捕された。驚くべき破壊工作用の物資が押収された。その中には、多数の通信機器、武器、爆弾類、制服などが含まれている。
テロ活動の全貌は、すでに検察庁の手中に知られている。法は、スパイと裏切者の取締りのために適用され、国民は、犯罪人に対する裁判を信頼の念をもって見守る。嫌疑をかけられた多数の外国人が国外に追放された。
日本では一部の警察官の不祥事を必要以上にマスコミが取り上げて警察への不信感を煽っています。大手企業のミスも必要以上にマスコミは煽るようです、