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「加治隆介の議」に学ぶ - 第1巻 P134〜136 加治元春の随時所感 -

このサイトでは、「加治隆介の議」からの引用部分は枠内部分に記述し、その前後に解説と私見を加えてます。
登場人物の紹介はこちらです




 商社マンだった加治隆介は、父が事故死して故郷の鹿児島へ帰ります。その時、実家で政治家だった父加治元春の書いた随時所感を見つけます。当初は政治家になることを嫌がった加治隆介でしたが、この父の随筆を読んで、心が目覚めます。
 この内容に反論する人はいないでしょう。政治家は世界中の人類の幸福を目指すべきなのです。

 ちなみに、無責任政党が主張する地球市民ということではないですよ。後、世界の平和といいつつ、中国を中心とした平和でもありませんから。アジア、イスラム、アフリカ、南アメリカと世界の平和ですから。
第1巻 P134〜136

加治隆介「こんなもんがあったとは知らなかった」
加治隆介「達筆すぎて読めないな…」
加治隆介「……」
加治隆介「”良くも悪くも競争のない世界に発展はない”…か うんオヤジらしい意見だ」
最大の競争は戦争であり皮肉なことに科学はこの戦争の度に飛躍的に発展した
しかし同時にこの戦争こそ人類最大の敵である
人間の究極の目標は無限の発展ではなくて限りなく平等に近い形での人類の存在なのだ
同様に 政治家の最終的な目標は「人類の幸福」である
それは決して日本一国の幸福ではない
ましては 決して鹿児島県民だけの幸福ではない
さらに言えば加治元春という個人の幸福では断じてない
個人を超えて自分の選挙区を超えて
日本国を超えて
世界的なスケールでの「人類の幸福」こそが我々政治家の取り組むべき最大の命題なのだ
無意味なナショナリズムは戦争の引き金でしかない
これからの政治家はお国の平和の為よりも
世界の平和の為に働くことを第一義とすべきだ
決して自分や自国につながる利益を優先してはいけない
それが私の政治信条である

加治元春




■引用書籍

加治隆介の議 (1)〜(10)
講談社漫画文庫 弘兼 憲史 (著)
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