スイス政府「民間防衛」に学ぶ - 政府の権威を失墜させようとする策謀1 / 政府と国民は一致団結している -
このサイトでは「民間防衛」からの引用部分は枠内部分に記述し、その前後に解説と私見を加えてます。 枠内は背景色で「黒:敵の策略」「白:敵の策略からの回避方法」と区別しています。
また、引用文中の「社会進歩党」はスイスの敵国勢力が、スイス国内に作った破壊組織(政党)の名称です
上は敵の戦略である「国民の政府への不信感を抱かせること」、下はスイスのそれに対する防衛方法が書かれています。
日本にあてはめると、最近は朝日新聞の捏造報道によって、北朝鮮へ対抗しようとした自民党の安倍氏、中川氏が攻撃されました。
これ以外にも、売国テレビ、売国新聞を使って必要以上に「政治家は信用できない」「官僚は汚職しか行わない」等のプロパガンダを行い、日本国民から政治の信頼を失わせています。なんでも政治のせいにします。国民も深く考えないので、メディアのとおり「ああ、政治が悪いんだ」と洗脳されています。ところが、現在の自民党が信頼できなくなったからといって、社民党が信頼できるわけではないのです。社民党が政権をとることこそが中国、韓国、北朝鮮の狙いです。最近は社民党でなく、民主党も支援しています。外国人参政権を推進する民主党が信頼できるわけがありません。
スイスの敵国が、スイスを攻撃する方法や策略 /
「民間防衛」より引用 P256
政府の権威を失墜させようとする策謀社会進歩党は、その第一次作戦が成功したと判断している。今や第2次攻勢に移った。その目指すところは、政府と国民との離間をはかることであって、そのためには、刃向かう者すべてを中傷し、それに対して疑惑の目を向けさせることが必要である、と考えている。
そこで、連邦政府や州当局の有力者が特に狙いをつけられることになる。これらの要人に対して疑惑の目を向けさせることによって、政府の権威は根底から覆えされていくのであって、国民がこれら当局者を信頼しなくなったときこそ、国民を操縦するのに最も容易なときである。
社会進歩党は、偽りの怪文書をばらまくとか、その他、国の組織や制度に打撃を与え得ぬあらゆる手段を用いる
現存の組織および制度を麻痺させることは、その程度を問わず絶好の方策である。連邦議会は攪乱工作にとってこの上ない標的なので、社会進歩党の議員たちは、ここで、できる限りの手段をとるであろう。
スパイおよび情報機関は、共同して、軍隊の価値に対する疑惑の念を広めようとする。そして、軍部は、やむことのない攻撃の目標となるのである。
敵国の攻撃に対する、スイスの回避策 /
「民間防衛」より引用 P257
政府と国民は一致団結しているこのような状況のもとで、連邦内閣は、全スイス国民に対して、次のような声明を発した。
事態を冷静かつ客観的に分析してみると、スイスは国の内外で、実際の戦争に苦しんでいるわけではないが、戦争状態にあると考えざるを得ない。端的に言えば、われわれの直面しているのは、武器をもって戦う戦争ではない。
しかしながら、今日、一種の戦争は厳として行われている。それは、武力による戦争に比して直接的な破壊が少なく見えるからといって、その恐るべし効果は軽視できない。わが祖国は、ここ数ヶ月の間、強い圧力の下に置かれている。その圧力には、われわれに、それに対して確かに正当な防衛権を行使する権利がある、と信じさせるに十分なほどのものである。
連邦内閣は、スイス全国民に告げる。−−−われらの自由と独立を守るため、合法的なあらゆる手段を使って戦え!
連邦議会は、連邦内閣に対して、あらゆる防衛措置をとることができるよう全権を与えた。
敵の手による偽りの宣伝にだまされるように注意せよ。敵側の宣伝は、スイスのラジオ放送と同じ周波数で送られてくることも考えられる。
すべてのスイス人は、一せいに共通の目標のために団結せよ。それは、わが国の制度とわれわれの自由を維持するためである。われわれは、この試練を乗り切って勝利を得よう。
神よ、戦争の種類のうちの、この最も危険なものとの戦いに勝たしめるため、われらにその御手を貸したまわんことを!
スイスのように、敵による偽りの宣伝を罰することが日本でもできればいいのですが...朝日新聞(NHK虚偽報道問題)やTBS(石原都知事発言問題)は、今日現在もいまだ罰されることはなく、日本国民を欺き続けています。
そういえば、政治家の年金未納問題のスキャンダルもきっと敵がしくんだことでしょう。もちろん悪いことですが、あの程度で優秀な政治家が信用を失ったり失脚するのは残念なことです。まあ実際はしかけた側の党首も未納があったようでお笑いでしたが
■引用書籍
■リンク
「加治隆介の議」に学ぶ